2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

半次郎も、西郷どんも通った、昔の名残りの残る道。

中村半次郎(後の桐野利秋)と、別府晋介の生家があった実方(さねかた)村の近辺には、旧街道筋の面影を残す場所が点在しています。 現在、鼓川(つつみがわ)線と呼ばれる市内から実方を通り、吉野方面に登る道路は、旧街道筋を利用して作られた道路です。…

太平洋戦争の鎮魂の場。

太平洋戦争が終結して60年以上。 あの悲惨な戦争を体験された方々も少なくなってまいりました。 開聞岳の裾野の海辺に、望比公園という施設があります。 碑文を読んでみると、激戦をきわめたフィリピンを中心とする前線に 約1万2千人の鹿児島県出身者が送り…

八代市までの日帰り営業の旅。その3

出水市から水俣を過ぎると、肥後街道最大の難所といわれた、三太郎峠にさしかかります。津奈木太郎、佐敷太郎、赤松太郎と名前の付いた峠を連続して越えなければなりません。国道3号線には50年ほど前にトンネルが3本掘られていますが、それでもこの峠越…

八代市までの日帰り営業の旅。その2

出水市で国道3号線に合流して、水俣へ北上します。 出水市は鶴の越冬地として有名な所で、もう少し寒くなるとシベリアから10.000羽を越える鶴(主になべ鶴です)が渡ってきます。 また、この地は肥後方面から薩摩藩への入り口にあたり、とても厳重な関所が…

八代市までの日帰り営業の旅。

鹿児島市内から高速道路を使わずに、八代市に行くには3パターンほどのルートが考えられます。 ①鹿児島市から国道3号線を延々と阿久根、出水を通って行く。 ②鹿児島市郊外の郡山から3号線を右折し、県道328号線を通り入来、宮之城、出水に抜けて3号線に…

青春時代を過ごした宮崎市。

父親が公務員だったので、幼い頃から九州各地に移り住みました。 一番愛着があるのは宮崎市です。 小学6年の新学期に転校してきて、高校受験して入学式直前まで宮崎市で過ごしました。太平洋気候というのでしょうか、鹿児島よりも温かく、雪がちらつく事さえ…

桜島と双璧をなす薩摩の名山。

鹿児島を象徴する山といえば、殆どの方が「桜島」と答えるでしょう。 鹿児島市内に住む私も、錦江湾を隔て、噴煙を上げる桜島はいつ見ても、雄大で見飽きません。 でも県外の方々に是非見てもらいたい山がもう一つあります。 別名「薩摩富士」とも呼ばれてき…

鹿児島のツイッター親睦会に行ってきました。

昨夜は鹿児島県のツイッター愛好者の親睦会に参加してきました。 8月に1回開催されて、今回が2回目と聞きましたが、40名程の方々が参加され大盛況でした。こんな会でもないと絶対に知り合う機会が無い、異業種で働く方々とも色々と話しができて楽しい一夜で…

ちょっと穴場、山川でさしみ定食。

合併して指宿市の一部になりましたが、旧山川町は鰹節の町として有名です。 山川港の近くには、大小何十軒もの鰹節工場が並んでいます。 それらの工場で、70名程の中国人の方々が働いておられる事は、地元の人以外には知られていません。 中国も豊かになり、…

お気に入りのドライブコース。

休日に、ちょっとドライブでも行くか、となった時にほとんどの方が、何回も行っているけど飽きないマイ・ドライブコースを持っておられるのではないでしょうか。 私のお気に入りは、鹿児島市内から国道226号線で指宿までのコースです。 殆どが海岸線に面して…

映画「半次郎」

映画「半次郎」が全国いっせいに封切られました。後に桐野利秋と名を改め、西南の役では事実上の薩軍司令官として戦い、最後は城山で西郷さんとともに壮烈な死をとげました。実は私もまだ映画をみていません。今週中には何とか都合をつけて見に行きたいと思…

鹿児島市のエコについての取り組み。

地球温暖化対策という観点から見ると、鹿児島市は全国でもトップレベルでしょう。路面電車の軌道敷内の芝生化、清滝川(天文館の裏にあるドブ川)を暗渠化して、その上を芝生のある遊歩道にしたり。 極めつけは、鹿児島環境未来館です。 子ども達に、エコの…

もうすぐ開催。秋の木市。

鹿児島市の秋の風物詩「木市」が10月15日から11月15迄開かれます。 もう何十年続いているのでしょう。市内中心部を流れる甲突川の川べりで、春と秋に1ヶ月間開かれます。 会場にはずらりと、花や苗木を売る店が並び、金魚や小鳥を売る店や、食べ物の屋台も並…

中国茶を楽しむ為の道具。

一人で中国茶を楽しむための道具に蓋碗(がいわん)があります。 これ一つで、急須と茶碗の二役になる優れものです。 作法としては、まず蓋碗全体を熱湯で温めておき、茶葉を入れたら高い位置からお湯を注ぎ、蓋をします。 頃合いをみて蓋をとり、蓋の内側に…

杜仲茶とは?

杜仲茶(とちゅうちゃ)は、中国南部から東南アジア方面に広く分布する巨木型の植物です。中国では昔から、この植物の樹皮を剥ぎ取り、粉末にした物を漢方に使用してきました。 現代では葉に、血管を若返りさせる効果が認められ、血圧を下げる作用もあること…

鉄羅漢茶とは?

中国福建省の武夷山でだけ採れる、武夷岩茶のひとつです。 多くのミネラル成分を含んでおり、古来より大変高価な漢方として 使われてきました。今でも価格の高い、高級茶として知られています。

鹿児島の伝統工芸、薩摩切子

薩摩切子とは、島津斉彬公が、集成館で始めた近代化事業の一つです。 ガラス製のグラス、ぐい呑み等が、有名ですが、明治維新後その伝統工芸も絶えていました。それを今の島津家が復刻し、今に至っております。元を遡れば江戸切子、その江戸切子は南蛮渡来の…

旧街道の面影の残る道

桐野利明、別府晋介を生んだ鹿児島市の高台、実方(さねかた)集落。ここに至る道筋の一つ、通称「実方線」の道路は現在でこそ舗装されバスも通る道路ですが、並行するように昔の旧道、いわゆる街道の名残がみられます。 写真は、旧街道の一部ですが、地元の…

「西郷どーん」にもの申す。

来年3月の九州新幹線全面開通に向けてのキャンペーン用キャラクター「西郷どーん」なるものが公開されましたが、鹿児島県民の一人としてJR九州に抗議します。 下膨れのほほが垂れた顔、目も顔の肥満のせいか閉じられています。 どういう経緯で、あれが選ば…

キンモクセイ茶

前回紹介したジャスミン茶と同じく、花茶の一種です。 これもキンモクセイの香りが心を癒してくれる、いわゆるヒーリング効果のある茶です。昼下がりの中国茶パーティにも合いそうですね。

ジャスミン茶について

中国では花茶に分類されるものの一つです。 ジャスミンの花、茎を細かく刻んで混ぜた茶で、昔から中華料理屋さんでよく出されるのがこのジャスミン茶です。 ほのかに香るジャスミンの香りが、気持ちを落ち着かせてリラックスさせる 効果があるといわれていま…