2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

プァール茶について。

プァール茶は前回述べた分類では、黒茶に入ります。 ルーツをたどれば、雲南省南部の山岳地帯に自生していた茶の樹から作られていた茶です。 近年の研究では、血糖値を下げる、脂肪の燃焼を促進するなどの効果がある事が実証されています。

中国茶ってどれくらい種類があるの?

中国茶は、中国と台湾のものまで含めると数千種類のブランドがあります。 でも驚くことはありません。製法と産地の組合せで名前が付いているだけで その製法もおおまかに6種類に分類する事ができます。緑茶、白茶、黄茶、黒茶、青茶、紅茶です。緑茶以外はす…

甜茶とは?

甜茶と書いて(てんちゃ)と読みます。 甜とは読んで字のごとく、甘いという意味で甘いお茶の総称です。 中国で飲まれているものは、アカネ科、ユキノシタ科、ブナ科、バラ科等の植物の葉から作られた物で、何も加えていないのに天然のほのかな甘みがあるの…

中国茶の世界へようこそ 

茶の起源が中国である事は、皆さんもご存知の事と思います。 では中国では、いつから茶を飲むようになったのかというと、諸説あり特定出来ていないのが現状です。4000年以上前の神農期にはすでに飲まれていたとか、後の書物に書かれたりしていますが、信頼出…

お茶のビンテージ物とは?

中国茶の一つに、プアール沈茶(ちんちゃ)という物があります。 プアール茶の製造過程で、後は乾燥させるだけの段階で、饅頭形に固め紙に包んで、倉庫で寝かします。 20年もの、40年ものはザラで100年物もありますが、40年物ぐらいが一番美味しいとされてい…

指宿の豪商 濱崎太平次

幕末の激動期、薩摩藩の財政を裏で支えた男が指宿に居ました。 名前は八代目 濱崎太平次。 代々薩摩藩より許可を得て、貿易業を営んできた家系ですが、七代目のときに傾きかけた家業を、アジア諸国との密貿易によって建て直し、幕末には日本の三大豪商に数え…

ショッピングサイトが完成しました。

なるべくお金をかけずに、ショッピングサイトを作ろうと思って、カラーミーショップで自作していたのですが、試行錯誤しながらようやくアップすることが出来ました。 これにかかりっきりだったのでブログも書く余裕がありませんでしたが、ぼちぼちと再開しょ…

福岡藩の志士、平野国臣

桜島を詠んだ歌は沢山ありますが、一番有名なものは「わが胸の 燃ゆる思いに くらぶれば 煙はうすし 桜島山」ではないでしょうか。 この歌を詠んだのは、福岡藩の志士、平野国臣です。 早くから京に出て、西郷らと討幕運動を始めました。 以前書きましたが、…

二人の女性歌人、与謝野晶子と林芙美子。

歌人の与謝野晶子は、鹿児島にもあちこちに足跡を残しています。 写真の歌碑は、以前紹介した霧島市隼人町にある隼人塚を訪れたときのものです。桜島の古里温泉にも歌碑があり、「櫻島、わが枕より、やや高く、海に近かる、夏の月明」という歌です。 ちなみ…