海軍カレーとは?

ツイッターでもつぶやいたネタですが。5月30日に東郷平八郎元帥の慰霊式典が鹿児島市の多賀山公園で行われました。彼もまた、加治屋町の生まれで西郷、大久保らの後輩に当たり薩摩藩士として戊辰戦争にも参戦しています。
日本帝国連合艦隊司令官として、当時世界最強といわれた帝政ロシアバルチック艦隊と戦い、これに勝ったことで世界中の海軍関係者に知られる事となり、英国のネルソン提督とともに尊敬されています。
ここからが本題です。(笑)東郷は明治3年から11年迄英国に留学し、海軍の基礎から当時最高の作戦の立案等を学んで帰国しました。海軍の中でも一足飛びに出世をとげ、連合艦隊の司令官に任官した頃、英国で食べたビーフシチユーの味が忘れられず、調理担当に命じて作らせようとしました。
しかし調理担当者はビーフシチューなど見たことも食べた事も無く、東郷もうまく説明できません。それでその調理担当者が想像力を駆使して作ったのが海軍カレーとなりました。現在の日本海自衛隊でも、洋上勤務の時は金曜日の夕食はカレーと決まっているそうです。永い航海では時間の感覚がおかしくなって、曜日も忘れがちになる為、カレーがでてくると「今日は金曜日か」と解るようにしているのだそうです。名将東郷平八郎の事は、坂の上の雲でご存知の方も多いとおもいます。