中国4千年のお宝の行方。

かつて、まだ貧しかった頃の中国から膨大な数の書画骨董が世界中に流出しました。外貨を稼ぐための国策でもあったのでしょうが、文化財級国宝級の品々も売られて行きました。ところが次第に豊かな国へと変貌しつつあった2005年に、持ち出そうとする年から110年より昔の物は、国外に持ち出す事は出来ない、という法律が制定されたのです。それ以降、中国骨董品の価格はいっせいに上昇しました。最近では東京の中国骨董専門の店に、中国人富裕層の方々が来られ、数百万、数千万の中国骨董を買っていかれる光景も珍しくなくなったようです。