南薩への旅、シュミレーションNo2



さて、道の駅で休憩したら国道を南下してもう指宿です。市街地に入る直前に、「国民休暇村」の標識があるので、信号のある交差点を左折しましょう。左が海で右は垂直な崖が続きます。10分も走ると陸地から1キロも離れていない小島が見えてきます。これは知林ケ島といい、干潮の時だけ砂州が現れ歩いて渡ることができる珍しい島です。運が良ければ、渡れるかもしれません。右側の崖は魚見岳という山で、もうすこし走って右折すると頂上まで車で行ける道があります。頂上から見る景色はまさに絶景です。さて、先ほどの道に戻りまっすぐ行くと左手に松林、芝生広場が見えてきます。広大な敷地の中にあるのは国民休暇村です。低料金で宿泊できますがそれだけに人気も高く、予約をとるのはなかなか難しいです。その前を右折して直進すると道路左手に妙な形で金属の光輝く建造物、なのはな館が見えてきます。市民講座や色々なイベントの会場に使われる公共の建物ですが、その造形の珍しさは一見の価値があります。なのはな館を見学したら再び国民休暇村の方へ引き返し、松林沿いのT字路を右折します。すぐに左手松林の奥に見え隠れしている建物は温泉ホテル白水館です。ここに宿泊予定で無くても看板に沿って駐車場へ入ってみましょう。敷地内に昨年オープンしたばかりの薩摩伝承館があります。外観は宇治の平等院に似せた豪華な造りで、オーナーが長年かけて収集された薩摩の宝というべき品々が展示されています。重要文化財クラスの品々ばかりですので入館されるのも良いかと思います。伝承館を見学したら時間はもう3時。予約してあるホテルにチェックインするには少し早すぎます。さきほどの道に出てさらに南下します。案内標識に注意しながら向うのは、市営の全天候型砂蒸温泉場「砂むし会館、砂楽」です。綺麗で清潔な施設で砂蒸しを満喫しましょう。大きなホテルはそれぞれ砂蒸しの施設がありますが、団体客のバスが到着すると2時間待ちとかになってしまいます。個人観光客のみなさん、砂蒸しは早めに行かれる事をお勧めします。会館から出てきたら時間は5時。それぞれ予約されているホテル、旅館で夕食までのんびりとしましょう。